◆大相撲 ▽夏場所千秋楽(22日、東京・両国国技館)
ウクライナ出身の東幕下7枚目・獅司(入間川)が、同10枚目・長内(高砂)を寄り倒して白星で締めた。左四つで右上手もつかむとつりながら土俵際へ。最後は体を預けて寄り倒した。取組後のリモート取材では「今日はちょっと危ない相撲だった。立ち合い当たってないです」と反省しきりだった。
自己最高位で迎えた今場所は3勝4敗と負け越し。「まだ弱いです。来場所頑張ります。練習します。幕下上位強いです」とさらなる鍛錬を誓った。日本相撲協会の資料によると、獅司はウクライナの南部メリトポリの出身。2020年春場所で初土俵を踏んだ。