真名子圭新監督率いる新生・大東大の佐竹勇樹が優勝 箱根駅伝復活出場へ勢い

スポーツ報知
男子3000m障害2部、ガッツポーズでゴールする1位の大東大・佐竹勇樹

◆陸上 関東学生対校選手権 最終日(22日、東京・国立競技場)

 男子2部3000メートル障害で大東大の佐竹勇樹(3年)が8分45秒75の自己ベスト記録で優勝した。2位は湘南工科大の青木颯(3年)で8分48秒56、3位は青学大の黒田朝日(1年)で8分49秒44だった。

 中盤で立大の内田賢利(3年)が抜けだし、残り1000メートルで青学大の黒田が逆転。さらに残り1周で大東大の佐竹がトップに立ち、勝ちきった。「ラスト400メートルで優勝行ける、と思って、最後の水濠で勝てる、と思いました」と佐竹は会心の笑みを見せた。

 大東大は箱根駅伝で4回の優勝を誇るが、最近3年は予選会で敗退が続く。再建の切り札として「高校駅伝日本一監督」のOB真名子圭(まなこ・きよし)監督が4月に就任。昨年度まで仙台育英高の男子チームの監督を務め、19年には全国高校駅伝優勝に導いた名将は、練習のレベルアップを図り、早くも効果が如実に表れている。

 5月8日に行われた日体大長距離競技会5000メートルでは14選手が自己ベストを更新。特に昨年10月の箱根駅伝予選会の個人ハーフマラソンでチーム最下位に終わるなど絶不調だったケニア人留学生のピーター・ワンジル(2年)は13分31秒97で全体トップを取った。仙台育英高を卒業後に3年間、所属した実業団のコモディイイダ時代を含め、高校2年以来、実に6年ぶりの自己ベスト更新だった。

 「真名子監督が就任してからスピード練習の質が上がりました。厳しいですけど、ついて行くことで結果が出ている。チームの雰囲気は良くなっています」と佐竹は話す。

 6月19日には全日本大学駅伝関東選考会に臨む。そして、10月には箱根駅伝予選会が待つ。4年ぶりの箱根路へ大東大は勢いづいている。

 ◆関東学生対校選手権 関東の大学の長距離ランナーにとって、箱根駅伝と並ぶ2大イベント。今年が第98回大会だった箱根駅伝より歴史が古い関東インカレは今年、101回大会を迎えた。男子種目は16校の1部、それ以外の2部、大学院生による3部に分けて行われる(1部の15、16位と2部の1、2位が翌年、入れ替わる)。1部と2部は短距離、フィールドを含めた総合力で決まるため、今年の箱根駅伝優勝の青学大、同3位の駒大など長距離・駅伝をメインに強化しているチームは2部に属する。今年の箱根出場21校は1部11校、2部9校で1部校の方が多いが、シード校(10位以内)は1部4校、2部6校と2部校の方が多い。長距離種目に限っては1部と2部に大きな力の差はない。

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