湘南が社会福祉法人の一燈会グループと連携し、農業連携事業「ベルファーム」(生産農地)事業をスタートする。介護施設を運営する一燈会グループと協力し、農業を通じて障害者の就労支援を行う。現在14反の畑から里芋「開成弥一芋」などを生産。今後はさらに拡大し、道の駅やレモンガススタジアム平塚でも販売する予定だ。
湘南ベルマーレフットサルクラブの佐藤伸也社長は「一燈会さんではフットサルクラブの選手の雇用もしてもらっている。私たちも社会活動に寄与できると思い、一歩踏み込んだ」と話した。湘南ベルマーレの真壁潔会長は「社長時代の15年間、のテーマの1つに農業があった」と長年の目標の実現であることを明かした。
一燈会グループの山室淳理事長は「ベルファームという名前にしたのはベルマーレでの選手というのは一流にならないとできない。でも障害者がベルファームの一員になることで自信と勇気をもてると考え、名付けた」と明かした。福祉と農業を両立させ、湘南地域を支えていく。