札幌大が17年ぶり勝利、2回戦でJ1川崎に挑戦…サッカー天皇杯

スポーツ報知
前半36分、先制点を決めた札幌大MF小笠原(左から2人目)は仲間と喜び合う

◆サッカー天皇杯▽1回戦 札幌大1―0山梨学院大PEGASUS (21日・札幌厚別公園競技場 )

 2年ぶり25度目出場の札幌大が、17年ぶりとなる白星を挙げた。山梨学院大PEGASUS戦は前半36分、MF小笠原大将(20)が決めた得点を守り抜き、1―0で勝利。2005年以来の2回戦進出を果たした。18年に就任した元札幌DFの河端和哉監督(40)にとって、全国舞台で初の勝ち星をつかんだ勢いに乗り、6月1日の2回戦でJ1川崎に立ち向かう。

 好機を確実にものにし、札幌大が17年ぶりに天皇杯勝利を手にした。前半36分、右サイドで縦パスを受けた小笠原が、右に反転しながら右足を振り抜いた。ゴール左に吸い込まれた1点が決勝点となり「右サイドからファーを狙うのは得意なので。ゴールは見てないが感覚で蹴った得点」。日頃の成果を大一番で発揮した。

 風上を選んだ前半から、相手にゴール前まで迫られた。後半も反撃を受け、シュートは倍の20本を浴びた。その中も小笠原が「持ち味とする球際や切り替えから、奪ったら縦にという攻撃はできていた」と言ったように、流れは渡さなかった。

 20度目出場の05年以来となる白星。就任5年目の河端監督は「僕の体制になって初めて全国で勝利できた」と表情を緩めた。78年に読売クラブ(現J2東京V)などを破り8強となった名門も、近年は全国で目立った結果を残せていなかった。しかし20年の同杯で、JFL青森に1―2と接戦を展開。山内陸主将(21)が「2年前より守備も強くなり、攻撃のスピード感も出ている」と言うように進化。1年生で同戦に出場した小笠原らが主力の現チームに、指揮官も「あの時の経験が生き、成長してくれている」と手応えを得ている。

 組み合わせ決定時から「川崎と対戦」が一つの目標だった。挑戦権を得た今、小笠原は「失うものは何もない。ダイナミックでアグレッシブで速いサッカーを、どんどん展開していきたい」と、J王者との2回戦を心待ちにした。(砂田 秀人)

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