◆明治安田生命J1リーグ▽第14節 鳥栖0―0川崎(21日・駅スタ)
川崎は鳥栖と0―0で引き分けた。
MF瀬古樹が今季初先発を果たし、FWレアンドロダミアンやFWマルシーニョ、MF橘田健人、MF脇坂泰斗らをベンチスタートとしてキックオフ。序盤から攻め込まれる場面が多く、相手のプレスに苦しみ試合の主導権を握れなかった。
後半開始時からFWマルシーニョを左サイドに配置し、FW家長昭博を中盤の中央に置くなど工夫をこらすも、決定機の数を増やすことができず。後半34分には日本代表DF谷口彰悟が一発退場の判定を受けた。
直後にDF山村和也をセンターバックに入れ、10人の状態でも1点を奪いにいく姿勢をみせたが、ゴールは奪うことはできなかった。リーグ5戦連続の無失点となったものの、勝ち点の上積みは1にとどまった。鬼木達監督は「何とか勝ち点1を拾った形。できれば勝ち点3につなげることをもっともっとやらないといけなかった。1人減ってからも戦う姿勢は良かったので、次につなげていきたい」と振り返った。