村田真一氏 ヤクルトの強さはリーグダントツ防御率のリリーフ陣にあり

8回に5番手で登板した今野龍太(カメラ・関口 俊明)
8回に5番手で登板した今野龍太(カメラ・関口 俊明)

◆JERAセ・リーグ DeNA2―9ヤクルト(21日・横浜)

 最初は「なんで?」って思ったよ。ヤクルト先発の原を高津監督は5回であっさり代えた。確かに序盤は不安定で2回に宮崎、大和の連打から2点を取られた。でも3回以降は無失点で、徐々に落ち着いてきたからね。球数も69。普通なら続投よ。リードが2点で、6回の先頭が、2安打されていた宮崎やったこともあったのかもしれんけど、アクシデントじゃないとすれば、ブルペンに相当、自信を持っているんちゃうかな。

 昨季、ヤクルトが日本一になれた大きな理由の一つは今野、清水、マクガフらを中心としたリリーフ陣の充実。高津監督が我慢しながらよくぞ整備したよね。その流れが今年も続いている。大西や梅野もいつの間にか計算できるようになったしね。あ、巨人から移籍した田口もいいよ(笑い)。この試合だって、6回に石山がピンチを招いたけど、DeNAの代打の切り札・藤田を打ち取った。お見事。

 数字を見たら一目瞭然よ。リリーフ陣の防御率はリーグダントツの2・01。すごい数字よ。ほか5球団は3点台以上やからね。先発の防御率は首位争いをする巨人とほぼ一緒。それで失点が巨人の190点に対してヤクルトは141点やから、いかにリリーフ陣が安定しているか、ってことよね。

 打線は昨季キーポイントになっていたサンタナが不在。オスナも打率2割ちょっとで低迷している分、得点力は少し落ちたかな。でもこのリリーフ陣がしっかりカバーしている。巨人と入れ替わって首位に立ったけど、しばらくはこの2チームが競っていくと思うよ。(スポーツ報知評論家・村田真一)

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