◆JERAセ・リーグ 阪神2―6巨人=延長12回=(20日・甲子園)
巨人の戸郷翔征投手が20日、阪神戦で先発し、8回116球を投げ、4安打無失点、6奪三振の力投。今季6勝目はかなわなかったが、試合を作った。
戸郷は8回に連続四球を与えるなど1死二、三塁のピンチを迎えたが、135キロのフォークで長坂を空振り三振。近本を中飛に打ち取り、粘りの投球を見せていたが、9回に交代。原監督は、「すごく良かったと思いますね。まあ8回にかなりのピンチがあったんでね、完投ということでね、完封というものも、挑戦させようかと思ったんですけど」と明かしたが、「ただ8回ああいう状態だったので、ここは万全を期して2人(今村、デラロサ)に9回を託したということですね」と語った。