浦和のリカルド・ロドリゲス監督が20日、オンライン取材に応じ、Jリーグホーム累計来場者が1500万人を突破したことに感謝を語った。
18日の横浜FM戦(3△3)は1万9425人を動員。ホーム入場者数が通算1501万1631人に上り、Jリーグ史上初の1500万人を突破した。ロドリゲス監督は「浦和レッズのサポーターはチームに勝ち点をもたらす存在だ。横浜FM戦でも0―3の状況で応援し続けてくれたので、あのような結果になったと思う。彼らの情熱が価値ある勝ち点につながった」と感謝した。
コロナ禍前は数万人のサポーターが大声援やコレオグラフィー(人文字)で選手を鼓舞し、ふがいない結果の時は大ブーイングで叱咤激励を受けてきた。指揮官は「勝てない試合などがあれば試合後は厳しく接することもあるが、それは浦和レッズが要求の高いチームで、上を目指さなければいけないチームだからだ。我々もそれを分かった上で戦っている。試合中は90分間、ホームでもアウェーでもチームを応援し続け、後押ししてくれる」と感慨深げに語った。
ホーム3連戦のラストとなる21日の鹿島戦は、クラブ設立30周年記念試合として開催される。いまだにコロナ禍で声出し応援は制限されているが、「埼玉スタジアムでまたあのような応援を期待しているし、感謝している。アウェーゲームや(タイでの)ACLにも駆け付けてくれるし、チームの一部だと思っている。一番大事なことは勝利を収めること。希望を持ってスタジアムを後にしてもらいたい」と勝利を約束した。