陸上 北海・武藤優飛、大会新で初優勝「高校総体でメダルに挑戦したい」・・・男子400メートル障害

男子400メートル障害大会新の掲示板を前にポーズを取る武藤
男子400メートル障害大会新の掲示板を前にポーズを取る武藤
力強いハードリングで予選に続く大会新をマークした武藤
力強いハードリングで予選に続く大会新をマークした武藤
男子砲丸投げ決勝6投目で15メートル60の大会新をマークした後藤
男子砲丸投げ決勝6投目で15メートル60の大会新をマークした後藤
男子800メートル決勝を大会新で初制覇した宮沢(右)(左は2位の細谷)
男子800メートル決勝を大会新で初制覇した宮沢(右)(左は2位の細谷)

◆陸上  北海道高校選手権 札幌支部予選 第3日(19日、札幌市厚別公園競技場)

 男子400メートル障害決勝は、武藤優飛(北海3年)が52秒75の大会新をマークし初優勝。前日の予選(52秒92)で出した自らの記録を塗り替え、昨年の全国総体4位相当のタイムをたたき出した。男子砲丸投げは後藤大晴(恵庭南3年)が15メートル60の大会新で初制覇。男子800メートルも宮沢朝凪(ともなぎ、札幌開成中教校2年)が1分54秒20の大会新で初Vを決めた。

 

 勢いは本物だ。18日の予選で22年ぶりに大会記録を更新した武藤が、決勝はさらに0秒17更新し、トップでフィニッシュ。「スタートから積極的にいった。バックストレートの追い風でうまく加速できました」。昨年の高校総体4位相当の好タイムに納得の表情を見せた。

 179センチ、70キロの恵まれた体を生かし今季、一気に頭角を現した。小学時代は水泳、サッカーを経験し札幌手稲中で陸上に転向。2年の全道新人戦で4種競技優勝、110メートル障害で2位に入ったが3年の6月に左膝骨折。全国中学は出場できず、再起をかけ強豪・北海に入学し、昨年の全道高校で400メートル障害4位に入った。

 今冬は前半の加速力強化を目指し、毎日のように筋トレのメニューをこなしてきた。重さ60キロでのベンチプレス10回×3セット、重さ40キロを背負ったジャンプスクワット10回×3セット…。昨年高校総体3位の旭川大高・殿山凌平(現・順大)の前半加速も動画で研究し、パワーとテクニックを向上させた。

 道高校記録は04年高校総体王者・安原晃司(東海大四)が同年つくった50秒97。躍進ハードラーは「全道も自己ベスト更新で優勝し、高校総体で安原さんの記録を目標にメダルに挑戦したい」と宣言した。(小林 聖孝)

 〇・・・ちょっと悔しい“新記録”だ。男子砲丸投げで15メートル66のベスト記録をもつ後藤が2回目で15メートル34を投げ、大会記録(14メートル91)を16年ぶり更新、6回目に15メートル60と更に伸ばしたが「目標は道高校記録(15メートル77)、意識しすぎて力が入ってしまいました」と振り返った。

 昨年までのベストは14メートル61。全道高校も5位だった。今季に向けベンチプレスMAX125キロ、スクワット同180キロなど筋力トレに励み、体格も177センチ、94キロと一回りアップ。今年1月の三重合宿では、日本トップ選手の村上輝(日本体育施設)からも指導を受け、投げ急ぎや腰が引けるフォームを指摘され、修正に努めた。「全道では道高校記録更新で優勝、高校総体は16メートルオーバーで上位を目指したい」と力を込めた。

 〇・・・宮沢20年大会新男子800メートル 宮沢が大会記録を20年ぶりに100分の1秒更新する1分54秒20で初制覇。中高一貫校で学び、中学3年の全国大会のジュニア五輪4位。昨年の全道高校で5位入賞、高校総体にも出場した。理数系学科に在籍し「勉強も競技も集中して取り組んでいます。全道でも記録更新し2年連続の総体出場を目指したい」と力を込めた。

男子400メートル障害大会新の掲示板を前にポーズを取る武藤
力強いハードリングで予選に続く大会新をマークした武藤
男子砲丸投げ決勝6投目で15メートル60の大会新をマークした後藤
男子800メートル決勝を大会新で初制覇した宮沢(右)(左は2位の細谷)
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