【HAKONE LIFE】関東学生陸上競技連盟幹事長・高橋花奈さん「有観客の良さ後輩につなぐ」

スポーツ報知
今年度の関東学生陸上競技連盟幹事長を務める日大の高橋花奈さん

◆関東学生陸上競技連盟幹事長・高橋花奈(21)=日大=

 関東インカレ、箱根駅伝の運営は関東学連の学生スタッフが支えている。高校まで跳躍や投てきの選手だった女性幹事長が、今年は43人の学生スタッフのトップで指揮を執る。19日に開幕した関東インカレは9年ぶりの聖地・国立競技場開催だ。「東京五輪も開かれた、陸上選手にとっては憧れの会場。皆がベストを出せる舞台を用意したい、という責任とやりがいを感じています」と目を輝かせる。

 コロナ下では初、3年ぶりの有観客開催となった。「感染症対策をしながら安心、安全で足を運びやすい大会を」と昨年11月から万全の準備を整えてきた。「私が大学1年時が最後の有観客で。声援や盛り上がり、その良さを後輩にもつないでいきたい」と使命感に燃えている。

 「私以外は皆、全国大会で入賞経験がある」という陸上一家だ。母・紀子さん(51)は中大で走り高跳びで関東インカレ優勝。妹・花瑠(日大2年)も三段跳びで関東インカレに出場した。高校2年時に一家で初詣し、その帰りに湘南大橋付近で大渋滞に遭遇した。「こんなに多くの運営管理車が走っているんだ、と運営面の印象がすごく強く残った。今ここにいる、きっかけだったかも」と箱根駅伝との出会いを振り返る。

 箱根駅伝予選会の成績発表も幹事長の大役の1つだ。「ぜひ10番以内で名前を呼びたい」と日大の2年ぶり箱根路返り咲きも願う。箱根も含め、今年度は現時点では全試合有観客の方針。「コロナでも開催してくれてありがとう、という選手からの一言がうれしい」。一丸となって夢舞台を演出する。(榎本 友一)

 ◆高橋 花奈(たかはし・はな)2000年6月18日、千葉・佐倉市生まれ。21歳。両親の影響で小学4年で陸上を始め、中学1年時に千葉県大会走り幅跳びで優勝。成田高では円盤投げや七種競技にも取り組み、2年時の関東新人大会の砲丸投げで7位。日大スポーツ科学部競技スポーツ学科に進学し、1年から関東学連の学生スタッフに。家族は両親と妹。

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