関東学生2部1万Mは青学大の岸本大紀が2位惜敗の日本人トップ「エースとしての走りを続けたい」

男子1万メートル決勝(2部、3部)で、1着の日本薬科大・ノア・ギブリモ(左)、2着の青学大・岸本大紀(カメラ・小林 泰斗)
男子1万メートル決勝(2部、3部)で、1着の日本薬科大・ノア・ギブリモ(左)、2着の青学大・岸本大紀(カメラ・小林 泰斗)

◆陸上 関東学生対校選手権 第1日(19日、東京・国立競技場)

 男子2部の1万メートル決勝が行われ、日本薬科大のノア・キプリモ(4年)が28分28秒58で優勝した。青学大の岸本大紀(4年)は0秒36差の28分28秒94で2位惜敗だった。3位は上武大のカマウ・パトリック(1年)で28分31秒41だった。

 ラスト100メートルの勝負で、胸の差ひとつ分、キプリモに敗れ、日本人トップの2位だった岸本は「今季の一番の目標は100%の状態でレースに臨むこと。それはできたと思います」と冷静に熱戦を振り返った。

 岸本は1年時の箱根駅伝では2区で日本人1年生最高タイムの1時間7分3秒の区間5位と快走し、チームの優勝に貢献したが、2年時は故障に苦しみ、学生3大駅伝すべてに欠場。3年時も前半は故障が長びき、箱根駅伝は復路の7区に回った。7区で区間賞を獲得したが、決して満足はしていない。「3年時は同期の近藤幸太郎にオンブにダッコの状態だった。4年目はエースとしての走りを続けたい」と岸本は意欲的に話した。

 スタンドで岸本の快走を見守った原晋監督は「完全復活です!」と喜んだ。「今季は近藤と岸本が青学大のエースの座を争うことになる」と期待。最近の3年間の箱根駅伝で青学大の2区はすべて現4年生世代が担っている。96回大会は岸本が区間5位、97回大会は中村唯翔が区間14位、98回大会は近藤が区間7位だった。「2区は終盤に厳しい上り坂があるコース適性を考えると、岸本が一番、向いている。2区・岸本、3区・近藤とつなげば強力です」と原監督は、早くも第99回箱根駅伝で2年連続7度目の優勝を目指す区間配置の一案を明かした。

 関東学生対校選手権は、関東の大学の長距離ランナーにとって、箱根駅伝と並ぶ2大イベント。今年が第98回大会だった箱根駅伝より歴史が古い関東インカレは今年、101回大会を迎えた。男子種目は16校の1部、それ以外の2部、大学院生による3部に分けて行われる(1部の15、16位と2部の1、2位が翌年、入れ替わる)。1部と2部は短距離、フィールドを含めた総合力で決まるため、今年の箱根駅伝優勝の青学大、同3位の駒大など長距離・駅伝をメインに強化しているチームは2部に属する。今年の箱根出場21校は1部11校、2部9校で1部校の方が多いが、シード校(10位以内)は1部4校、2部6校と2部校の方が多い。長距離種目に限っては1部と2部に大きな力の差はない。

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