陸上 東海大札幌・後藤琉太朗、留学生に競り勝ち1500メートル初優勝

男子1500メートルで接戦を制し初優勝した後藤(手前)と2位のケネス
男子1500メートルで接戦を制し初優勝した後藤(手前)と2位のケネス
女子400メートルで快勝した佐々木
女子400メートルで快勝した佐々木
男子ハンマー投げを大会新で制した菅原
男子ハンマー投げを大会新で制した菅原

◆陸上・北海道高校選手権 札幌支部予選▽第1日(17日、札幌市厚別公園競技場)

 男子1500メートル 男子1500メートルは、後藤琉太朗(東海大札幌3年)が3分54秒14の自己新で初優勝し、札幌山の手の新ケニア人留学生キプゲノ・ケネス(1年)は3分57秒51で2位だった。女子400メートルは佐々木菜緒(北海3年)が58秒01で2連覇。男子ハンマー投げは菅原将人(恵庭南3年)が53メートル80の大会新で初制覇した。

 

 昨年の全道高校上位ランナー、札幌山の手新留学生ケネスら強豪ぞろいの男子1500メートルを制したのは、東海大札幌の成長株・後藤だった。序盤から飛び出したケネスをピッタリ追走。身長177センチ、大きなストライドを生かし残り200メートルでスパートをかけ逆転し、3秒37差をつけフィニッシュ。自己ベストも一気に4秒余り更新。「留学生をマーク、最後で勝負をかける狙い通りのレースができました」と納得の笑顔を見せた。

 札幌中の島中までは野球選手で中学硬式野球の札幌豊平ボーイズに所属し、内野手で全国も経験。3年で友だちに誘われ参加した札幌マラソン中学の部で3位に入ったのを機に「将来、箱根駅伝を走りたい」と転向を決意、強豪・東海大札幌に進んだ。昨春に右足を故障し、全道大会出場はならなかったが、札幌で開催された東京五輪男子マラソンは札幌市内の自宅前もコースとなり、6位入賞した憧れの大迫傑の走りを間近に見て感激。その後も、大迫のトレーニング動画を参考に冬場の練習に励んできた。

 昨秋の全道高校駅伝では4区を走り25年ぶりVを目指したが、札幌山の手に届かず2位。その後、都道府県対抗駅伝代表に選ばれたが、コロナ禍で大会は中止となった。「5000メートル(19日決勝)も優勝し、全道大会(6月14~17日、釧路)も2冠で全国高校総体初出場、高校駅伝も全国を目指したい」と高校最終学年での飛躍を誓った。(小林 聖孝)

 〇・・・札幌山の手新留学生ケネス先行も終盤逆転許す男子1500メートル 札幌山の手の新ケニア人留学生ケネスは、中盤まで快調に先行しながら終盤に逆転を許した。10日に来日、その後待機期間を経て、ほぼ“ぶっつけ本番”で臨んだ大会。「少しずつ環境、気候に合わせていきたい」と5000メートル、全道大会での本領発揮を口にした。

 〇・・・女子400メートルは佐々木が連覇、2位・工藤夢珠奈、3位・才川千陽と北海勢が3位まで独占。昨年の全道高校でも400メートルで優勝、200メートルで2位に入った佐々木は「チームメートも好調で刺激になる。200メートル、1600メートルリレーも優勝を狙いたい」と“相乗効果”で旋風を目指す。

 ◇男子ハンマー投げ・菅原将人(恵庭南3年=53メートル80の大会新で初V)「昨年の札幌支部で、3連続ファウルし敗退した悔しさを晴らしたかった。全道では道高校記録(55メートル88)を更新したい」

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