J1札幌 引き分け以上でルヴァン杯1次リーグ突破も、DF岡村大八「完封勝利で首位突破したい」

右足でパスを出す札幌DF岡村(カメラ・砂田 秀人)
右足でパスを出す札幌DF岡村(カメラ・砂田 秀人)
笑顔も交えながらピッチから引き揚げる札幌のペトロヴィッチ監督(左)
笑顔も交えながらピッチから引き揚げる札幌のペトロヴィッチ監督(左)

 J1北海道コンサドーレ札幌DF岡村大八(25)が、逆転負けの屈辱を晴らし1位通過を決める。札幌は18日、ルヴァン杯・1次リーグ(L)最終戦となるホーム・鳥栖戦に臨む。前節4月23日のホーム・柏戦で3バック中央でフル出場した岡村だが、後半ロスタイムに2失点しての1―2逆転負けで、4年連続1次L突破は持ち越しとなった。鳥栖戦は引き分け以上でプレーオフステージ(S)進出が決まるが、守備陣を統率する身として、完封勝利を飾っての首位通過だけを狙っていく。

 同じ過ちは繰り返さない。90分間、ゴールを割らせず、札幌が4年連続1次L突破を勝ち取りにいく。引き分け以上でプレーオフS進出が決まる鳥栖戦を翌日に控えた17日、岡村が表情を引き締め、口にした。「DFとして無失点はもちろんだが、自分が点を取っての完封勝利で首位突破したい」。勝ち点3しか、頭にはない。

 前節の屈辱が勝利への思いを強くする。4月の柏戦、1―0とリードしながらロスタイムに2失点。勝てば突破が決まった一戦をまさかの形で落とし、今日18日の鳥栖戦まで持ち越しとなった。「出ていた自分としても責任は感じている」と岡村は振り返る。6試合を戦う1次L。勝ち点1の上積みでも良かった状況だけに「急がないでプレーすれば良かったのに、追いつかれて焦って、ああいう結果になってしまった」と悔やむ。試合後には主将の宮沢から「ゆっくりやるべきだった」と助言も受け、今回に向け、仲間との意思統一は図ってきた。最高の結果を出す準備は、整えた。

 真価を示すには最高の相手となる。鳥栖には2月の敵地でのルヴァン杯では2―2の引き分け。4月の同じアウェーでのリーグ戦は0―5と大敗した。両戦とも途中出場している岡村は「リーグ戦ではいいようにやられた。同じ相手に2度やられることはあってはならない。今回は圧倒したい」と声を大にした。

 チームのベースとなる、走り、戦う部分で負けると結果が出ないことは、前回対戦や1―4で敗れた14日の鹿島戦で分かっている。「自分たちのすべきことを、もう一度しっかりやっていきたい」と岡村は言った。再度、勢いをつけるべく、今日の戦いに死力を尽くす。(砂田 秀人)

 〇・・・ミハイロ・ペトロヴィッチ監督(64)が4年連続1次L突破へ、柔軟にタクトを振るう。引き分け以上でプレーオフS進出となる鳥栖戦だが、ペトロヴィッチ監督は「引き分けを狙いにいくのは違う。勝ちにいかないといけない」と語気を強めた。見据えるのは勝ち点3も、試合展開はしっかり見極める。「勝ちにこだわりながらも引き分けは意識しなければいけない。そこは選手と共有できている」。ロスタイムに逆転された柏戦も教訓に、戦況に応じ、策を講じていく。

右足でパスを出す札幌DF岡村(カメラ・砂田 秀人)
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