◆第83回オークス・G1(5月22日、東京・芝2400メートル)追い切り=5月18日、栗東トレセン
桜花賞は無念の鼻差2着だったウォーターナビレラ(牝3歳、栗東・武幸四郎厩舎、父シルバーステート)がオークスへ向けての追い切りをCWコースで行った。
吉田隼人騎手(レースは武豊騎手)を背に単走で馬なり。道中に力むような姿はなく、ゆったりと周回し、徐々にペースを上げた。軽く反応を確かめる程度だったラストの反応は素晴らしく6ハロン87秒4―11秒3。スムーズな折り合いから鋭く伸びた。
武幸調教師は「普段からしっかりやっているので息を整える程度で。前走より間隔があるので調整はしやすかった。2400メートルに関してはなんとも言えないが、1週前追いに乗った武豊騎手はだいぶ穏やかになっていると言っていますから」と、精神面の成長を味方に悲願のG1制覇を狙う。