【星一筆】両雄並び立て!!

スポーツ報知
ポランコ(右)とウォーカー

◆JERAセ・リーグ 巨人3―2広島(17日・宇都宮)

 一時期より緩和されたが、我々の取材環境にはまだいろんな制限が残っている。地方球場の場合、ネット裏の記者室は立ち入り禁止がほとんど。この日、臨時記者席として案内されたのは一塁側屋外ブルペンの後方、普段は練習用ネットなどを保管する場所に設置されたテント。目の前ではポランコが守っている。

 メジャーでは最近、メディア席が外野にあったりするそうだが、グラウンドレベルでこの角度から見るのは初めて。これもコロナ禍&地方球場ならではの体験かと“ポランコ・シート”(勝手に命名)で助っ人の動きを追った。

 左翼のウォーカーほどじゃないにしろ、やっぱり守りは頼りない。2回、小園の右翼線の打球は何とか止めたけど、山なりの送球はカットマンに返らず転々…。ここは走者が自重してくれたものの、続く二、三塁で打球が一、二塁間を抜けると、当たり前のように二塁走者の生還も許した。

 まぁ、まだ前進守備とか猛チャージで勝負するイニングでもない。絶好調なバットで返してくれたらと思ったら3打席目まで音なし。相方ウォーカーも6回に大飛球を好捕された。北関東ならではの冷気がこたえる展開…。ところが9回、2人でチャンスメイクとタイムリーのいい仕事をしてくれた。

 「月刊ジャイアンツ」の編集を担当していた13年、誌上で「歴代外国人野手図鑑」という特集を組んだ。史上最強クロマティ(84~90年)から、カラー写真を探すにも苦労したリンド(77年)まで、75年以降に在籍した全員を紹介した。

 企画したのは、同年の開幕から新加入のロペスと2年目のボウカーが好調だったから。ただし、雑誌が出たころにはボウカーは故障離脱していた。

 外国人野手2人が並び立つ“当たり年”ってなかなかない。しかもポランコ&ウォーカーは2人とも来日1年目だ。巨人で2人の新助っ人が規定打席に到達したのは94年のグラッデン&コトーだけ。この年、チームは日本一になっている。ウォーカーはまだ規定打席未満だけど、このまま無事に両雄が並び立てば、今年も日本一間違いなしってこと? くれぐれもけがには気をつけて。

巨人

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