◆パ・リーグ 西武1―5ソフトバンク(17日・那覇)
眠っていたソフトバンク打線が土壇場で意地を見せ、連敗を3で止めた。首位の楽天に3ゲーム差とした。
南国で痛快な逆転劇を展開した。1点を追う9回。地元・沖縄出身の西武・平良に対し、先頭の代打・デスパイネの四球、牧原大の死球で無死一、二塁とすると、柳田が右前に起死回生の同点打。チーム41イニングぶりの適時打が飛び出すと、続くグラシアルが右前に勝ち越し打を放った。さらに相手の失策や今宮のスクイズでこの回一挙5得点を奪った。
8回には三塁・牧原大が目測を誤り、ファウルフライを捕球できず(記録は失策)、生き延びた外崎の先制打につながっていた。だが、そのミスをチーム一丸で取り返した。
3年ぶりの沖縄がい旋登板となった先発の東浜が7回2安打無失点。勝ち負けはつかなかったものの、2回以降は無安打投球と好投した。