【巨人】劇的サヨナラ勝利で2位浮上 9回0-2から逆転 中島宏之が移籍後初のサヨナラ打

スポーツ報知
9回無死満塁、中島宏之がサヨナラの左前2点適時打(カメラ・相川 和寛)

◆JERAセ・リーグ 巨人―広島(17日・宇都宮)

 宇都宮の巨人ファンに温かい拍手で迎えられた。左肩甲骨の骨挫傷で離脱していた吉川尚輝が帰ってきた。実戦復帰初戦となった15日の2軍戦で4安打を放ち、この日、昇格。開幕から不動の1番としてリーグトップの打率3割4分1厘をマークしていた背番号2は、今季初めて「3番・二塁」に抜てきされた。その第1打席、初回1死一塁。広島先発・遠藤の直球を打ち上げ、左飛に倒れた。

 交流戦前最後の6連戦。先発はここまで4勝1敗のC.C.メルセデスに託した。2回、先頭の坂倉を四球で歩かせると、小園には右翼線二塁打を許し、無死二、三塁。磯村を遊飛に打ち取った後、末包に右前へ2点タイムリーを打たれて先制された。

 広島・遠藤に3回まで無安打の巨人打線は4回、1死で吉川が中前に快音を響かせた。早めにトップを作り、懐を広く作った打法でタイミングを計ると、2球目の高めスライダーをきれいにはじき返した。チーム初安打に場内は沸いたが、続く岡本和真が右飛。5番・ポランコは2打席連続となる空振り三振で、今度はため息に包まれた。

 2点を失ったメルセデスだが、3回以降はテンポ良く投げ込み、6回まで無安打に抑えた。その裏、先頭で打席に入った助っ人左腕は、ベンチの続投指令に応え、中前安打でチャンスメークした。1番・丸佳浩も中前安打で続いた。ウォーカーは中飛に倒れて、1死一、二塁。吉川が3打席目を迎えた。

 ボール、空振り、ファウルで1ボール2ストライク。4球目、外角直球にバットを出したが差し込まれ、遊ゴロ併殺打。下を向く尚輝とは対照的に、広島・遠藤は右拳で力強いガッツポーズを作り、気持ちを前面に押し出した。

 味方の援護を待つメルセデス。今季最長となる8回のマウンドにも上がった。1死から菊池に左前安打を許すも西川を左飛、マクブルームを三ゴロに打ち取り、負けじとガッツポーズ。この回でマウンドを降りた。8回117球、5安打2失点。十分に先発の役割を果たした。

 何とかしたい巨人打線だが、遠藤の緩急に苦しみ、的を絞り切れない。2死でメルセデスの代打・中田翔が四球で出塁も、丸が空振り三振に倒れた。

 2点を追う9回。連打と四球で無死満塁と最高の舞台は整った。打席にはポランコ。広島2番手・ターリーから左前適時打を放って1点差。なおも無死満塁で中島が左中間へ逆転サヨナラタイムリーを放った。

 巨人は2位に浮上した。

 

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