【西武】与座海人、初の沖縄凱旋登板8回無失点…沖縄尚学の先輩・東浜と投げ合い「絶対に先に降りないと」

与座海人
与座海人

◆パ・リーグ 西武1―5ソフトバンク(17日・那覇)

 15日に沖縄が本土復帰50周年を迎えて初めてとなる公式戦の西武―ソフトバンク戦で、地元出身の選手が躍動した。西武・与座が先発で8回を無失点に抑え、沖縄尚学の先輩でソフトバンクの東浜と互角以上の投げ合いを演じた。9回、石垣島出身の平良が1点を守り切れず5失点で負け投手となったが、150キロ超の速球で球場を沸かせた。

 取っておきの曲に心を躍らせた。BEGINの「島人ぬ宝」のメロディーに乗って、与座はゆっくりとマウンドに歩を進めた。「ここで投げられる機会は1回あるかないか。みんなが知っている曲がいいと思って」。初めての凱旋登板。ファンの手拍子にも乗せられて、気持ちを高めた。

 相手の先発は沖縄尚学の先輩でもある東浜。「絶対に先に降りないと思いながら投げました」。下手からの直球は最速が130キロ超ながら、高低を使って相手打線をほんろう。4月28日の同戦で中越え本塁打を打たれた柳田に対しては、高めのつり球をまじえながら2奪三振で無安打に封じた。「駆け引きがいい形になりました」とうなずいた。

 1点リードの9回、マウンドを託した石垣島出身の平良がまさかの5失点。3勝目は逃したが、自身最長となる8回を投げて4安打、無失点。「沖縄でそこまでの投球ができたのは納得できる内容でした。一番よかったのは四球がなかったこと」と与座。辻監督も「一段階上がったのでは」とほめたたえた。

 球界でも少なくなった下手投げ。「今後、入ってくる子たちのためにもしっかりと結果を残したい」と胸に刻んでいる思いを、沖縄の野球少年の宝になるようにしっかりと披露した。

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