【東都大学準硬式野球】中大が5季連続67度目の優勝

スポーツ報知
5季連続67度目の優勝を決めて喜ぶ中大の選手

◆東都大学準硬式野球春季リーグ戦1部 中大5―3東海大(16日・スリーボンドベースボールパーク上柚木)

 苦しかったシーズンを象徴するかのような幕切れだった。4点リードの9回。中大は粘る東海大に2点差まで追い上げられてなおも2死一、三塁のピンチ。最後の打者を二ゴロに打ち取った近野佑樹(4年=浦和学院)がこん身のガッツポーズをつくると、たちまち歓喜の輪に吸い込まれていった。「プレッシャーから解放されて、ホッとしたというのが一番の気持ち」と息をついたのは幸喜健太朗主将(4年=長崎日大)。池田浩二監督は「選手たちが耐えて耐えて、諦めないで頑張ってくれた」と選手をたたえた。

 V5を目指した今季。幸喜、伴野匠(4年=東海大菅生)といった最上級生の主力が故障で離脱。ベストメンバーがそろわず帝京大に連敗するなど苦しんだ中、3年生以下のメンバーが奮起した。勝てば優勝が決まるこの日の一戦は先発が全員3年生以下。1点を追う6回、暴投で追いつくと、2死満塁で山崎大翔(3年=花巻東)が左中間を破る走者一掃の二塁打を放って勝ち越し。さらに小林洸誠(3年=中越)の右越え適時二塁打で1点を加えた。幸喜は「(リーグ戦)前半は最上級生が足を引っ張って迷惑かけたが、後輩たちが踏ん張って頑張ってくれたので感謝しかないという思いが一番強い」と頭を下げた。

 春の関東大会で優勝し、8月の全日本選手権大会の出場権は獲得済み。昨年は関東、春のリーグ戦を制しながら日本一を逃しただけに、今年こその思いは強い。「気持ちを入れ替えて満足せず、慢心せずもっと上のレベルを見て練習を行なって優勝できるように頑張りたい」と幸喜。笑顔を消して、6年ぶり13度目の日本一へ視線を向けた。

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