◆メニコン杯第25関東ボーイズリーグ大会◇中学生の部▽準々決勝 神奈川大和ボーイズ2―1宮城仙南ボーイズ▽準決勝 京葉ボーイズ7―0神奈川大和ボーイズ=6回コールド=(3日、群馬・藤岡市民球場)
東北、関東甲信越の東日本ブロック所属175チームが出場した中学生の部で創部12年目の神奈川大和ボーイズが初の4強入りと大健闘。同チームにとって2019年8月の横浜市長杯初優勝に続く大きな勲章となった。
エース・三浦誠登の力投で準々決勝を制した。初回に5番・小長谷徠喜の適時打、続く牛ノ濱淳平のスクイズで2点先取。先発の三浦誠は直後に1点を奪われるも、その後は粘りの投球で宮城仙南打線を封じ込み、投球数制限いっぱいの80球で無四球完投勝利を挙げた。
準決勝は優勝した京葉にコールド負けと力尽きたが、神奈川県支部勢の今大会最高成績でジャイアンツカップ(G杯)県予選の出場権をゲット。林洋行監督(55)は「勢いだけでなく、粘れるようになった」と成長ぶりに目を細めた。G杯予選に向けて主将も務める三浦誠は「初めての出場で、いい思い出ができれば」とさらなる飛躍を誓った。