西武・山川穂高内野手(30)が16日、郷里で行われる17日のソフトバンク戦(那覇)での凱旋アーチとノーヒットノーランを食らった東浜へのリベンジを誓った。
沖縄では3年ぶりとなる西武の公式戦。その2019年5月21日のソフトバンク戦で放った20号3ランを「人生で最高の本塁打。(再び)打ったとしてもあの時の本塁打を超えることはないでしょうね」と振り返るが、地元のファンはしびれる一発を待っている。
立ちはだかるのが同じ沖縄出身の東浜。11日の対戦(ペイペイD)で無安打無得点を喫しているが「投手が誰であってもタイミングを合わせてしっかり振る。それだけです」と自分の打撃を貫くつもりだ。
15日に本土復帰50周年を迎えた沖縄。「今の平和があるのは当たり前ではないと、こういう機会にかみしめるのが大事だと思います」。平和への祈りも乗せて、今年も郷里の夜空に大きなアーチをかける。