◆第83回オークス・G1(5月22日、東京競馬場・芝2400メートル)
昨年12月の阪神JFを制して2歳女王に輝いたサークルオブライフ(牝3歳、美浦・国枝栄厩舎、父エピファネイア)が、復権へ好気配を示している。
阪神JF制覇後、チューリップ賞3着、前走の桜花賞でも4着と結果には結びついてはいないが、その前走は15番手からメンバー最速の上がり3ハロン33秒3の破壊力を繰り出し、0秒1差と能力を再確認。直線の長い東京で逆転をもくろむ。
前走後は、放牧には出さず、在厩で調整。調子も徐々に上がってきている。国枝調教師は「順調だよ。前走はしまいしっかりこられていたし、次につながる内容。距離は大丈夫だと思う。カイバも食べている。今はいいのか悪いのか分からないが、迫力がある」と調子の良さを伝えた。