藤井聡太五冠が開幕2連勝で叡王初防衛王手 指し直しは「リスクの大きい指し方で…」

第7期叡王戦五番勝負第2局で千日手成立から指し直す藤井聡太叡王(提供・日本将棋連盟)
第7期叡王戦五番勝負第2局で千日手成立から指し直す藤井聡太叡王(提供・日本将棋連盟)

 将棋の第7期叡王戦五番勝負第2局が15日、愛知県名古屋市の「名古屋東急ホテル」で指され、藤井聡太叡王(19)=竜王、王位、王将、棋聖=が、千日手成立の指し直しの末、後手の出口若武(わかむ)六段(27)を75手で破った。

 午前9時開始の対局は午後4時36分に同一手順が4回出て、後手の藤井の74手目で千日手に。やや優位だったものの「序盤で失敗してしまって」と、指し直しやむなしと判断した。

 先後を入れ替えた指し直し局では「踏み込んだ」という29手目の▲2一角が奏功。「リスクの大きい指し方で…」と振り返ったが、出口が「見落としていた。ちょっとうっかりしてしまった」と悔やんだように、功を奏して、またも五冠王が優勢に。開幕2連勝で、まだ誰も果たしていない叡王防衛に、あと1勝とした。2021年8月(王位戦第5局、VS豊島将之竜王=当時)から続くタイトル戦の連勝も12に伸ばした。

 対する出口は指し直しで反撃できず、悲願の初タイトル戦で早くもカド番に追い込まれた。「もう少し粘る手順があったと思います」とこぼした。

 第3局は24日、千葉県柏市の柏の葉カンファレンスセンターで行われる。

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