【仙ペン】2018年の因縁再び

スポーツ報知

◆JERAセ・リーグ 巨人3―9中日(15日・東京ドーム)

 覚醒前夜と言っていいのか。日本ハムの吉田輝星です。今季初登板は開幕3戦目のソフトバンク戦(3月27日)だった。先発で起用されるも4回3失点。この時点では今季も足踏みが続くと思っていた。

 だけど中継ぎに回ってからは好投続き。球速以上の伸びを感じさせるストレートが注目を浴びている。近未来の先発復帰を期待したい。この男の本格ブレイクはビッグボスにとっても最初の勲章になる。

 それにしても、早いものであれから4年か。2018年8月22日。甲子園で準優勝を果たした金足農ナインは秋田に凱旋した。注目はエースの進路。報道陣に囲まれた17歳は「巨人に行きたいか? はい、行きたいです」と素直な憧れを口にした。

 2か月後のドラフト。その純情にジャイアンツが応えることはなかった。もし輝星を指名していたらどうなっていたか。そんなこと誰にも分からない。

 ただ、翌19年のV奪回は極めて困難な道のりになっていたはずだ。優勝の巨人と2位・DeNAのゲーム差は「5・5」。ドラフト1位左腕の「5勝」がなかったらと思うと。

 そんなわけで原監督だってお手上げだよ。「なんてフォローしていいか分からないね」―。御意。2回持たずにKOの高橋です。3年前、ルーキーながら優勝のカギを握った、あの勝負強さはどこへ行った。

 ビシエド、A・マルティネス、高橋周、根尾に4連打を浴び…ってお前さんの因縁の相手がいるじゃないか。「まっ根尾の外れ外れ1位だからな」と後ろ指さされても仕方がない。

 4年前のドラフト。巨人は直前で1位指名を金足農のエースから大阪桐蔭高の二刀流に変更した。輝星にとって根尾は甲子園制覇も巨人入りも阻まれた相手…なんて話はどうでもいい。

 高橋です。中田の劇弾で何とか勝ち越した3連戦だけど、昨年のチーム勝ち頭がこの調子じゃ、お先真っ暗。ホントに頼みます。

 えっ、ドラ1が情けないので同期の2位が頑張りましたって? 4年目のプロ初本塁打。増田陸さん、おめでとう。中途半端に伸びた丸刈り頭。部活を引退した9月の野球部員みたいでグッとくるなあ。

巨人

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