シャンプーハット・てつじ、酒米づくりに手応え「1つの稲から予期せぬつながり」クラファンで資金募る

スポーツ報知
米の苗を持つシャンプーハット・てつじ

 お笑いコンビ・シャンプーハットのてつじ(46)が企画する「米から日本酒を造る2022」の田植えイベントが15日、東大阪市内で行われ、大阪府内外から約120人が参加した。

 「利き酒師」の資格を持つてつじが、コメ作りから日本酒を造るまでを体験してほしいと企画。田植えや稲刈りなど工程ごとにクラウドファンディングで資金と参加者を募って行われているが、今回の田植え企画は30万円の募集金額に対し、15日時点で70万円以上が集まっている。

 2019年から始まり、今年で4年目を迎えるが、新型コロナ感染拡大の影響で2、3年目は規模を縮小しながら行われた。イベントの規制が緩和された今年は親子連れなども多く参加。初回のにぎわいが戻り「人が集まるっていいですね」と、コロナ禍で忘れかけていた光景を前にてつじも頬が緩んだ。

 日々、この田んぼを管理するのは地元の農家・西田雄一郎さん(42)だ。JAの職員を経て家業を継いだ西田さんは、関係者を通じて管理を依頼された。「地域の農業を活性化したい」と、高齢化や後継者不足により、手つかずの荒れ地となった農地を再生、管理する仕事も行っている。

 この会場となっている農地も同様の事情を抱えていたところ、今回の企画で活用することになった。多くの出資者が集まり田植えをする光景を前に「この状況が僕の理想郷」と目を細めた。収穫された米は神戸市で精米され、京都・与謝野町の酒蔵で醸造、日本酒となる。4合ビンで700本程度製造される「てつじの酒」は完全非売品。西田さんは「アラブの王様が売ってくれと言っても売らない」と出資者だけが楽しめる逸品だ。

 この日は東大阪市の野田義和市長も会場を訪れ「てつじさんには感謝の一言」と喜んだ。会場ではキッチンカーなども登場。田植え体験を終えた参加者を楽しませた。田んぼの土で酒を入れるカメを造るなど、活動は広がっており、てつじも「1つの稲から予期せぬつながりが出来るものなんだな」と笑顔だった。

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