◆JERAセ・リーグ 広島―ヤクルト(15日・マツダスタジアム)
広島の松山竜平外野手が、試合を振り出しに戻す一打を放った。
2点ビハインドの6回2死一、三塁から代打で登場。2番手・石山の低め直球をはじき返した。痛烈な打球は一塁を守るオスナのグラブをすり抜けて右翼線へ。一塁走者の坂倉も激走で本塁生還し、同点に追い付いた。
「結果どうこうより小さくならずに強く振っていこうと思い打ちにいきました」
今季は自身初めて4番打者として開幕を迎えたものの、マクブルームの加入によって代打の切り札としての起用が続いていた。4月15日には新型コロナウイルス陽性判定を受けて離脱。同28日のヤクルト戦(マツダ)から復帰して以降は、すべて代打で7打数無安打、1四球だった。