友風が4連勝で2場所ぶり勝ち越し「負け越して得るものの方が圧倒的に大きい」先場所の悔しさを生かす

スポーツ報知
友風

◆大相撲 ▽夏場所8日目(15日、東京・両国国技館)

 右膝の大けがから復活を目指す西幕下10枚目・友風(二所ノ関)が、無傷4連勝で2場所ぶりの勝ち越しを決めた。東同15枚目・浜豊(時津風)を相手に回転のいい突っ張りで前進。最後はタイミング良くはたき込んだ。「立ち合いすごく良かったので、攻めのあるいいはたきだったと思います」と納得顔で振り返った。

 先場所は3勝4敗。2019年九州場所で右膝を大けがして昨年春場所で復帰してから、初めての負け越しだった。出場した場所で負け越したのは、途中休場のものを含めても3回目。過去は全て幕内のことで、幕下以下では初めてのことだった。「負け越したときに得るものの方が圧倒的に大きいと思いました。人って勝ち越したら自分の調子がいいと思ってしまいますので。やはり失敗というか、負けてこういうところだなと見直す機会がありましたね」と悔しさを力に変え、結果につなげた。

 入門時の師匠の尾車親方(元大関・琴風)、現師匠の二所ノ関親方(元横綱・稀勢の里)、そして兄弟子で現在は二所ノ関部屋付きの中村親方(元関脇・嘉風)の名前を挙げ「僕には師匠が3人いるので、他の人より3倍得るものがあるんじゃないですかね。尾車親方も毎回ご連絡いただいていますし、二所ノ関親方からもたくさんのご指導とか、力士としての心持ちを教えてもらっています。中村親方は言うまでもなく、1から100まで教えてもらっているので、3人力ですね」と周囲の支えに頭を下げた。

 ただ、まだ場所は続く。「慢心せずに、明日から一番一番気持ちを切り替えたいと思います」と喜びは胸にしまい、残り3番に向けて気合を入れ直していた。

スポーツ

NEWS読売・報知 モバイルGIANTS 個人向け写真販売 ボーイズリーグ写真 法人向け紙面・写真使用申請
×