5月15日の東京7Rの4歳上1勝クラス(牝馬限定、ダート1600メートル)は、武豊騎手が騎乗した3番人気のダイナストーン(牝4歳、美浦・蛯名正義厩舎、父ダンカーク)が逃げ切った。同馬を管理する蛯名正調教師との「同期タッグ」が、コンビ2戦目でうれしい勝利を飾った。
武豊騎手は「先手を取ってマイペースに落としてプラン通りでした。ゴール前ではギリギリでしたが平場とは思えないすごい拍手で僕自身もうれしかった。前回は負けたけど、クビにされなかったので、いい調教師ですね(笑い)。また一緒に写真を撮れるといいですね」と笑顔。
蛯名正調教師は「前半のためが利いたぶん、最後もひと伸びしてくれたのでは。上手に乗ってもらえました。一緒に勝てて良かったです。乗り役の時はこうできない訳で、自分が調教師になって実現することができました。ファンも盛り上がっていましたし、1勝クラスで(武豊騎手が)ガッツポーズしたのは見たことないですね」と喜びを語った。