◆春季福島県大会◇1回戦 東日本国際大昌平4-1只見(14日)
東日本国際大昌平が只見に4―1で勝利した。先発・草野陽斗(3年)が5回を1安打9奪三振、無失点と好投した。
東日本国際大昌平の最速151キロ右腕・草野が圧巻の投球で試合を制した。2回に唯一の安打を打たれるものの、3回は3者連続三振。5回9奪三振の投球に「四球もなく、変化球でも三振を取れたので良かった」と明るい表情で振り返った。
冬場には投手リーダーとして走り込みを改善。普通のダッシュも飽きないようにリレー形式で追い込むなど、練習メニューを考案してチームをけん引してきた。「自分が責任をもってやらないと、このチームが勝てないと思っているので、全試合先発して勝ちたい」と力強く話した。
2回戦では、1回戦で7点を奪い勝ち進んだ攻撃力のある須賀川創英館と対戦する。注目されていた只見との一戦を制した草野は「全力プレーで気を抜かずに明日も勝って次につなげられるように頑張ります」と気を引き締めた。