B2・仙台89ERS、B1昇格へ16日、運命の第3戦…岡田泰希「休む時間も、対策する時間もある」

ゴール前でパスを出す仙台89ERSのオリバー(右から2人目)
ゴール前でパスを出す仙台89ERSのオリバー(右から2人目)

◆バスケットボールB2リーグ▽プレーオフ準決勝第2戦 香川75―65仙台(14日・高松市香川総合体育館)

 第2戦で、B1昇格を決めることはできなかった。東地区2位の仙台89ERSは、プレーオフ(PO)準決勝第2戦で西地区1位の香川ファイブアローズに65―75で敗れた。16日の第3戦(高松市総合体育館、午後7時開始予定)で勝って、16―17年シーズン以来のB1復帰を目指す。

 普段は人一倍陽気な仙台89ERSのデビン・オリバー(29)がガックリと肩を落とした。PO準決勝第2戦で、香川に完敗。B1昇格がお預けとなった藤田弘輝ヘッドコーチ(HC、36)は「相手のやりたいオフェンスで点を取られた」と悔しさをにじませた。

 相手の術中に、まんまとはまった。13日の第1戦(仙台74〇60香川)で敗れて後がない香川は、守備で激しく体を寄せてきた。前日よりゾーンを狭め、特にインサイドを厳しく守った。アウトサイドの守備には隙ができたが、ガッチリ固められたインサイドを崩せなかった。

 第1戦ではジェロウム・メインセ(33)が18得点、オリバーが16得点。ジャスティン・バーレル(34)が13得点をマーク。3人の助っ人選手だけで47点を奪ったが、この日はメインセが9点、バーレルが8点、オリバーが5点。助っ人3選手が合計でたった22点に封じられた。

 アウトサイドからはチーム合計10本の3点シュートを決めたが、成功率は31・3%。点の奪い合いになっては、攻撃力が自慢の相手にはかなわなかった。香川は豊富な運動量に加えて素早いパス回しと、スクリーンを利用した多彩な攻めを披露。自慢の守備を突破された。

 本拠地でのPO準決勝を中5日で迎えた香川に対し、仙台は中3日。約750キロ離れた香川までの移動やこれまでの日程を考えれば、第3戦を戦う上での不安は仙台の方が大きい。この日、チーム最多の14得点と躍動した岡田泰希(22)は「正直、この試合で決めたかったですけど、休む時間はある。対策する時間もある」と懸命に前を向いた。

 藤田HCは「自分たちを信じて、全面に気持ちを出して、ナイナーズらしい試合ができたら」と短い言葉に決意を込めた。15日は基本的には休養に充て、16日の運命の一戦に挑む。残された全ての力を全員が出し切って、必ずB1復帰をつかみ取る。

スポーツ

NEWS読売・報知 モバイルGIANTS 個人向け写真販売 ボーイズリーグ写真 法人向け紙面・写真使用申請