礼真琴 大劇場のステージは再び 星のように笑顔輝け 星組公演「めぐり会いは再び―」20日再開へ

スポーツ報知

 宝塚歌劇星組が“再び”の時を待っている。兵庫・宝塚大劇場公演「めぐり会いは再び next generation―真夜中の依頼人(ミッドナイト・ガールフレンド)―」「Gran Cantante(グラン カンタンテ)!!」は、関係者のコロナ感染のため先月30日から公演を中止しているが、20日に再開予定。10年前の役に再挑戦するトップスター・礼真琴を筆頭に、30日の千秋楽へ向け、舞台への思いを蓄えている。(筒井 政也)

■もやもや吹き飛ばせ

 悲運続きの星組が、元気な再出発を目指している。2月には名古屋・御園座「王家に捧ぐ歌」(主演・礼)の前半と、宝塚バウホール「ザ・ジェントル・ライアー」(主演・瀬央ゆりあ)の全公演がコロナ禍で中止になったばかり。それだけに、チーム一丸の本公演は「千秋楽まで駆け抜けられることを信じて」(礼)完走を目指したが、開幕1週間で中断を余儀なくされ、3度にわたって中止期間が延長されている。

 気が滅入りそうな状況だが、幸いにもコメディーと熱いショーの2本立て。もやもやを吹き飛ばす明るいエネルギーが、明日への推進力になるはずだ。

■前作から10年「成長してないな」?

 「めぐり会い―」は、2011年と12~13年に同じ星組で柚希礼音主演の連作として上演され、2作目から10年経った設定。姉シルヴィア(夢咲ねね)とドラント(柚希)との結婚を阻止しようと企んだルーチェ(礼)が24歳になり、自らの恋と向き合うことに―。

 “こじらせ少年”のその後を演じた礼は「ルーチェは『成長してないな』っていうところもたくさん。当時からひねくれている部分もあって」と苦笑いしたが「(4年目だった)ルーチェを見てファンになったという方にお手紙をいただいたり、心待ちにしてくださる方がいっぱいいて、ありがたい」。体つきはシャープになっても、究極のベビーフェイスは当時のまま。笑みや顔芸が合う演目が最近少なかっただけに、余計にフレッシュ。再開後の笑顔は、星のようにまぶしく輝くだろう。

■ショーは名作の楽曲ラッシュ

 王女の花婿選びの場面では「芝居も『ショーなのか?』と思うぐらい体力勝負」(初日のあいさつより)と、ライバルたちと腹筋や腕立て伏せで奮闘。明るい体育会系と称される星組らしさが出て、ほほえましい。

 ルーチェと対峙(たいじ)する形の敵役は9年目の極美慎(きわみ・しん)が務める。9月にはバウホール初主演が決まっており、今後が注目される。また、今月27日付で、月組・暁千星(あかつき・ちせい)が組替えで加入。11年目のスターの異動で、星組のキラキラ度はさらにアップする。

 ショーの「Gran―」は、中詰めで「情熱のバルセロナ」「バレンシアの熱い花」「哀しみのコルドバ」などスペインを舞台にした名作の楽曲ラッシュがある。礼は「今の星組のために作ってくださった」と感謝したが、9月の全国ツアーで再演が決まっている。現役屈指のダンサー・暁も出演する流れになるはず。同じ首席入団の礼、舞空瞳との共演が楽しみだ。

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