【オリックス】山本由伸1か月ぶり勝った「自信持って」5者連続含む9奪三振

スポーツ報知
4勝目を挙げた山本由伸が、キャンプ地宮崎から贈られたブーゲンビリアのレイを首に掛けポーズを決める(カメラ・豊田 秀一)

◆パ・リーグ オリックス1―0ロッテ(14日・京セラドーム大阪)

 山本はピンチを切り抜け、グラブをたたいた。1―0の8回1死一、三塁で打席には佐藤都。「スクイズはもしかしたらあるかもとは思っていた。冷静に、低めなら良い結果になると」。2ボールからカーブを打たせた。前進守備だった二塁・大城の好判断もあり4―6―3の併殺に。「まさかゲッツーが取れるとは思っていなかった。本当に助けられました」。4月9日ロッテ戦以来、約1か月ぶりの勝利で、リーグトップタイの4勝目を挙げた。

 3日のソフトバンク戦で自己ワーストの7失点し、出場選手登録を抹消された。「練習をしながら疲労をとり、いい時間を過ごせた」。10日間で心身をリフレッシュしての復帰戦は、8回5安打。最速157キロを計時し、5者連続を含む9三振を奪った。「調子自体はぼちぼちだったが、自信を持って投げられたことは良かった」。5イニングで得点圏に走者を背負ったが1点も許さず、得点圏の被打率は1割2分8厘とした。

 エースはグラウンド外でもチームを引っ張る。4月に伏見が新型コロナに感染。山本は、責任感が強いベテランの性格を思いやり、一番にメッセージを送った。「悔しい気持ちもあると思いますけど、しっかり治して元気になって帰ってきて下さい」。この日はその伏見と昨年7月以来のバッテリーで復活星をつかんだ。

 コロナ感染の吉田正らを欠く打線は初回の2安打のみ。5月11試合目でやっと2勝目を挙げたが、32試合連続4得点以下。その苦しい状況で“スミ1”を守った右腕に、中嶋監督は「帰ってきてくれたと思います」と目を細めた。由伸は「(吉田)正尚さんや安達さんたちが戻って来た時にチームは絶対いい方向にいく。今いるメンバーで粘って、何とかいい結果につなげたい」とチームの先頭に立つ。(玉寄 穂波)

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