【阪神】中野拓夢サイクル超え!2ラン2発「人生で一番手応え」

スポーツ報知
6回2死二塁、中野拓夢がこの試合2本目となる右越え2ラン本塁打を放ち、チームメイトに迎えられる(カメラ・岩崎 龍一)

◆JERAセ・リーグ DeNA2―9阪神(14日・横浜)

 “サイクル超え”に中野の笑顔がはじけた。三塁打が出れば史上72人目のサイクル安打という状況で迎えた6回2死二塁。宮国の内角高め142キロを完璧に捉えた。右翼席中段へ、この日2本目の3号2ラン。ヒーローインタビューで「人生で一番、手応えがありました! 自分が一番驚いてます」と喜んだ。

 9回の最終打席は「欲を出しすぎてしまった」と遊飛で、サイクルはならず。だが、初回は右中間へ二塁打、3回は右越え2ラン、5回は中前打。4安打、4打点はともに自己最多で、昨季1本塁打の2年目にとって、1試合2本塁打ももちろん初。「非常にいい打席内容だった」と打率は3割に乗った。同期の佐藤輝とアベック打点の試合は昨年から11戦全勝となった。

 “練習の鬼”だ。古巣・三菱自動車岡崎の野波尚伸監督(50)は「何かあれば守備練習、好機で打てなければずっと打撃練習」と、気付けばグラウンドに中野がいたと懐かしむ。甲子園での試合日は誰よりも早く独身寮・虎風壮を出発する。試合開始ギリギリまでベンチ前でバットを振るのも日常の光景。ドラフト6位で入団した男は、1年目で盗塁王も獲得したが、野球への情熱は変わらない。

 チームは9試合ぶりの2ケタ安打&5得点以上。DeNA戦4連敗、ハマスタ開幕3連敗を止め、雨天中止の翌日は9連勝だ。矢野監督は近本、中野の計7安打7得点に「なかなかこういう攻撃ができなかった。やっぱり1、2番が出ると(つながる)ね」と満足そうだった。(森脇 瑠香)

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