掛布雅之氏、粘投で4勝の阪神・青柳晃洋はエースとして成長 登板試合は手堅い作戦で先制点奪いたい

スポーツ報知
阪神先発の青柳晃洋は6回2失点で4勝目を挙げた(カメラ・岩崎 龍一)

◆JERAセ・リーグ DeNA2―9阪神(14日・横浜)

 青柳の我慢の投球にエースとしての成長を感じた。前回6日の登板は中日・大野雄との息詰まる投げ合いで、10回サヨナラの1失点完投負け。今回はナイターからデーゲームへのスライドで精神的にも肉体的にも調整が難しい登板だった。普段より切れ、制球力ともに悪かったが、左右、高低をうまく使い、6回2失点でしのいだ。入団当初は力任せの投球だったが、打者に多くのことを考えさせる投手になった。

 打線は大量援護に成功したが、気になったのは初回無死一塁の攻撃だ。2番・中野はストライクを続けて見逃した後の3球目を二塁打で、初回の2得点に結びつけた。結果的に最高の形となったが、送りバントでまず1点の選択の方が良かった。それが、試合前まで防御率0点台だった青柳への信頼の証し、メッセージになる。

 ベンチの作戦で手堅く1点を取り、そこから選手の力で大量点に結びつけるのが理想の展開。打線の状態が上向きなだけに、丁寧な試合運びで勝てる試合はきっちり勝ちきりたい。(スポーツ報知評論家・掛布 雅之)

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