【ヤクルト】村上宗隆、2打席連発で首位再浮上!22歳3か月最年少で300試合連続4番先発出場、記録に花添えた

8回無死、村上宗隆は2打席連続となる同点の中越えソロ本塁打を放つ(カメラ・義村 治子)
8回無死、村上宗隆は2打席連続となる同点の中越えソロ本塁打を放つ(カメラ・義村 治子)

◆JERAセ・リーグ 広島3―5ヤクルト(14日・マツダスタジアム)

 ヤクルト・村上宗隆内野手(22)が14日の広島戦(マツダ)で、史上最年少となる300試合連続での「4番」先発出場を達成した。史上8人目の快挙で、球団ではラミレス以来2人目となった。この日も自身4度目の2打席連発となる10、11号を放って首位攻防戦に逆転勝ち。チームは10日以来の首位に立ち、村上の本塁打数もトップの巨人・岡本和に1本差と迫った。

 観客のため息をよそに、村上の打球が左翼席上段まで伸びた。主砲の貫禄を見せつけたのは、1―2と逆転された直後の6回先頭。「ストライクが来たら積極的にいこうと。逆らわずに打てた」。試合前まで打率1割3分に抑えられていた森下から、初アーチとなる同点の10号ソロ。再び勝ち越された8回にも中堅への特大11号ソロで、今季初の2打席連発だ。初回には無死満塁の好機で凡退していただけに「切り替えていい打席を送れた」と、チームを4日ぶりの首位に押し上げた。

 「先発4番」での300試合連続出場は史上8人目。22歳3か月は史上最年少での到達となった。プロ4度目の2打席連発で花を添えた。

 打線の要として「3~5番が打線の中心。何とか(走者を)かえしたい」との自覚は強い。昨季は本塁打王と最年少セMVPを獲得したが「できすぎた感覚はない」と満足していない。

 村上の成長を近くで見てきた杉村打撃コーチは「すごいバッターになった」とうなる。対策を練ってくる投手に対応するため、バットやフォームを変え、試行錯誤しながら、引き出しを増やす。ティー打撃も、タイミングの取り方やバットの出し方…1球1球微調整し確認しながら時間をかけてバットを振る。その理由を問うと、村上は言った。「最高の成績を長く続けたいから、いろんなことをやってます」。変わることを恐れる選手もいる中、「変わっていかないと成績は残せない」というポリシーが進化の源だ。

 20年の開幕戦で当時20歳4か月の村上を4番に抜てきして以降、チームの命運を託してきた高津監督は、「(理想は)ひと振りで勢いをつけたり、止めたりできる選手。村上はそれができる」と信頼する。目指すはリーグ連覇、日本一、そして2年連続本塁打王。ツバメの4番に不可能はない。(森下 知玲)

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