沖縄県が1972年に本土復帰を果たしてから、15日で50年を迎えた。プロ野球界にも多くの才能を輩出し、ファンに夢を届けてきた。巨人・大城卓三捕手(29)ら同県出身選手たちが、節目の日に自らの体験談を語るとともに、子どもたちへメッセージを送った。
沖縄県の歴史については小学生の頃に勉強したことがあります。おじいちゃん、おばあちゃんからは戦争の話だったり、「昔はここはアメリカだったんだよ」ということを少し聞いたことはあります。
中学3年まで沖縄で過ごしていましたが、小さい頃は土日休みの日は、いつもみんなで少年野球。その頃言われていた「感謝の気持ちを持つように」という教えは、今でも、いつも心にとどめています。
毎年2月のキャンプで地元に帰ることが楽しみです。今年は、4月に公式戦も開催されました。ジャイアンツとしては初めての沖縄での主催試合。打席に立った時の指笛や拍手がすごくて、とても励みになりましたし、大きな力になりました。
子どもたちには、それぞれの夢があると思います。自分の夢に向かって一日一日、一生懸命過ごしていれば、絶対にいいことがあると思います。(巨人捕手)