ソフトバンク・東浜巨「サイレンが鳴って黙とうが僕らの中では当たり前」・・・沖縄本土復帰50年特集

スポーツ報知
08年のセンバツ大会、甲子園のマウンドで力投する沖縄尚学の東浜巨

 沖縄県が1972年に本土復帰を果たしてから、15日で50年を迎えた。プロ野球界にも多くの才能を輩出し、ファンに夢を届けてきた。11日の西武戦(ペイペイD)で史上84人目(95度目)のノーヒットノーランを達成したソフトバンク・東浜巨投手(31)、巨人・大城卓三捕手(29)ら同県出身選手たちが、節目の日に自らの体験談を語るとともに、子どもたちへメッセージを送った。

 じいちゃん、ばあちゃんは沖縄戦を経験しています。でも、なかなか語ってくれなかったですね。それほどトラウマのように思い出したくない過去だったんだと思います。

 物心がついた時から、過去にこういうことがあったんだという戦争についての教育は、どの県よりもやってきたと思います。(沖縄戦が終結した6月23日の)慰霊の日が近づくと、テレビも全部、戦争の体験の話などで持ちきりになります。当日は正午にサイレンが鳴って黙とうというのが僕らの中では当たり前でした。

 そうして迎えた本土復帰50周年という節目の年。自分の好きな野球をできていることに感謝したいです。沖縄は野球熱がすごく高く、今では沖縄出身のプロ野球選手も増えてきました。山川(西武)をはじめ、昨年は宮城(オリックス)が2ケタ勝利しました。確実にレベルが上がる中、僕もその発展に少しでも貢献できるように、まだまだ頑張っていきたいと思っています。

 沖縄の一番の良さは人の温かさじゃないでしょうか。「一度会えばみんな友達」という言葉があるぐらいフレンドリーです。昔の出来事があったからこそ、そうやって優しくなれているんだと思います。(ソフトバンク投手)

野球

NEWS読売・報知 モバイルGIANTS 個人向け写真販売 ボーイズリーグ写真 法人向け紙面・写真使用申請
×