【西武】滝沢夏央、“所沢のタッキー”が同点三塁打&決勝ホーム 獅子女デーで打って走ってワンマンライブ

スポーツ報知
7回2死一、三塁、右中間に同点適時三塁打を放った滝沢夏央(カメラ・池内 雅彦)

◆パ・リーグ 西武5―4楽天(14日・ベルーナドーム)

 キュートで頼もしい“所沢のタッキー”が、打って走ってのワンマンライブで獅子女(ししじょ)のハートをガッチリつかんだ。前日、育成出身の高卒ルーキーでは史上初のデビュー戦安打を放った滝沢が、今度はプロ初打点の同点三塁打と、好走塁で決勝点を奪う活躍でチームを連勝に導いた。

 2点を追う7回2死一、三塁。「大胆に甘いボールを狙おうと思った」と、186センチから投げ下ろす楽天・安楽の直球をライナーで右中間へはじき返した。メディアの取材を受けるたびに身長のことを聞かれ、「この体だからこそできるプレーがある」と繰り返してきた現役最小164センチ。「今日も自分の身長を考えて外野が前進していたので、間を抜く打球が打ててよかった」と会心のガッツポーズだ。

 この日から2日間開催中の女性向けイベント「獅子女デー」。旧背番号「126」バージョンも含めた応援タオルが揺れる。辻監督もスター誕生を予感していた。コーチから代打の打診も「絶対代えない。何かやってくれる」と、そのまま打席に送ってズバリ的中。さらに「素晴らしい。怖いものなしはあいつの特権」と舌を巻いたのが走塁センス。次打者・外崎の2球目、ワンバウンドを捕手・炭谷がはじいた瞬間に迷わずスタートを切り、勝ち越しのホームに滑り込んだ。

 50メートル5秒8のスピードと好判断でもぎ取った1点に「ボールが見えた瞬間に、勝手に反応した」と背番号62。前夜は大ベテラン・中村とコンビだったお立ち台も、この日は堂々のソロデビュー。新アイドル候補は「これからも応援よろしくお願いします!」と笑顔で声を張り上げた。(星野 和明)

 ◆滝沢 夏央(たきざわ・なつお)2003年8月13日、新潟県上越市生まれ。6歳から野球を始め、城西中では軟式野球部。関根学園高では3年春の県大会準優勝が最高成績。21年育成ドラフト2位で西武入り。今年5月13日に支配下契約を結び、即「2番・遊撃」でスタメンデビューした。164センチ、65キロ。右投左打。

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