横浜FM、Jリーグ開幕30年間近の一戦で父もクラブOBの水沼宏太が1G1A「肩を並べるくらい活躍したい」

スポーツ報知
横浜M・水沼宏太

◆明治安田生命J1リーグ▽第13節 横浜FM4―1湘南(14日、レモンS)

 横浜FMは敵地で湘南に4―1で勝利した。前半にMF水沼宏太とDF小池龍太が得点。後半にもFWアンデルソンロペスの今シーズン6ゴール目、FWレオセアラの初ゴールで突き放した。終盤に失点を喫し、4度目の完封勝利はならなかったが、チームは今季初の3連勝を飾った。

 先制点で大量得点の口火を切り、1得点1アシストの活躍を見せたのは、2試合ぶりに先発出場した水沼。前半14分、FWアンデルソンロペスがエリア内で粘り強くキープしたボールを拾い、右足で冷静に蹴り込んだ。GK高丘陽平のビッグセーブに救われていたが、自陣からボールがうまくつながらず、湘南に押し込まれる苦しい時間帯だっただけに流れを寄せる貴重な先制ゴール。「嫌な流れではあったけど、自分たちでプレッシャーかけられたところから点が取れたのは良かった」とうれしい今季初ゴールとなった。後半14分には的確な横パスで今季6ゴール目をお膳立て。今季初のフル出場で快勝に貢献し、「久しぶりの90分。一生懸命走って良かった」と笑顔がはじけた。

 5月15日のJリーグ開幕30年を翌日に控えた一戦。クラブを象徴する水沼が結果を残した。父・貴史氏もJリーグ元年に所属した横浜FMのOBであり、クラブ創設30周年を迎える今季は「かける思いは強い」と並々ならぬ覚悟を示してきた。ユニホームの背中に刻まれたネームは貴史氏も意識して「MIZUNUMA」に変更。「(5月15日に)一番近い試合でマリノスの選手としてピッチに立って結果を残すことができたのはうれしい。チームの力になれたかなと、率直にホッとしている」と表情を和らげた。

 開幕当時のことは当然ながら覚えていないというが、横浜FMとV川崎の開幕戦を映像で見たこともあり、「日本サッカーの歴史が変わった日の試合ってことで、激しさがあってすごい試合だったのは今の僕らから見ても思う。歴史をつくってくださった偉大な先輩がいるので、今こうして僕たちも戦えている。個人的なことを言えば父がそこで戦っていた中で、僕自身も今同じチームで同じエンブレムをつけて戦えるのは幸せ。肩を並べるくらい活躍したい」と実感を込めた。

 チームは3連勝で首位と勝ち点4差の3位をキープしている。水沼は「チームとして共通意識を持って戦えているのが勝ち点を積み重ねている要因」と胸を張った。18日は敵地で浦和と対戦。一丸となって4連勝へと突き進む。

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