◆JERAセ・リーグ 巨人7―6中日(14日・東京ドーム)
巨人のルビー・デラロサ投手が、ボークを宣告されて1点差に迫られながらも今季初セーブを挙げた。
9回に2死満塁のピンチを招き、A・マルティネスへの初球をノーワインドアップで投げたが、これがボークを宣告された。
この場面、満塁だったためデラロサはノーワインドアップでの投球を選択したが、軸足となる右足を投手板に並行に触れ、左足を投手板の前方に置いた状態だった。これは野球規則ではセットポジションと定められており、その状態から左足を引いて投球したため、ボークが宣告された。
直後に原監督は審判団のもとに向かい、確認を求めたが、その後ベンチへと戻った。試合後には、「まあ、審判に聞いて。俺は納得した。俺は納得した、うん」と、判定を受け入れた。