トライアスロン世界シリーズ 小田倉真が日本勢最高の9位「第2のトライアスロン人生のスタート」

スポーツ報知

 トライアスロンの世界シリーズ横浜大会が14日、横浜・山下公園周辺特設コースで行われ、エリート男子では昨夏東京五輪代表の小田倉真(三井住友海上)が、日本勢最高の9位に入った。

 バイクが終わった時点で約40人の集団後方からランをスタートしたが、粘りの走りで9位フィニッシュ。19位だった東京五輪以降では、初の世界大会でのレースに「第二のトライアスロン人生のスタート。最後は8位なのか7位なのか9位なのか分からないけど、最後まで振り絞りました」とうなずいた。

 五輪後は、3か月間休養。「自分は世界のトップ選手と戦うにはふさわしくないのかな」と、現役引退も考えた。ただ自宅で録画したレースの映像を見る度に、こみ上げる思いがあった。「もうちょっとこうしたら、(世界のトップに)いけるんじゃないかと思う部分があって」。夢の舞台までの練習や調整、当日の体調なども満足いくものではなかったという。「まだスタート前は怖い。でも怖くてもきつくても、得るものは大きいと思ったので。それで続けることにしました」と、再挑戦の1歩を踏み出した。

 トライアスロン1本で自分を追い込んできたこれまでから、アイアンマンレース(スイム3・8キロ、バイク180キロ、ラン42・195キロ)やフルマラソンに挑戦するなど、活動の幅を広げた。「たくさんやることによって、リフレッシュできるかなと」。全てはトライアスロンを心から楽しむためという。

 第二の競技人生のスタートを納得の形で踏み出し、今後は目の前の目標を一つずつクリアしていく。小田倉は「あまり、パリ五輪にと急に決めないで、1年1年何をやるのかを明確にして刻んでいこうと。(今後の)目標はアジア大会優勝と考えていたけど、延期になってしまったのでそこは切り替えて。世界シリーズ10位以内という目標は達成できたので、休みながら次も考えたい」と、朗らかに語った。

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