体操NHK杯 17歳の宮田笙子が初優勝「思い切って演技できた」…0・733点差を逆転し初の世界選手権切符

スポーツ報知
平均台で着地を決めて笑顔を見せる宮田笙子(カメラ・矢口 亨)

◆体操 ▽NHK杯(14日・東京体育館)

 4月の全日本選手権の得点を持ち越し、女子の世界選手権代表選考を兼ねて行われ、0・733点差の2位で迎えた17歳・宮田笙子(鯖江スクール)が、合計160・029点で逆転の初優勝。2015年杉原愛子以来、7年ぶりの女子高生覇者となり、初の世界選手権代表に決まった。また、首位で迎えた17歳・笠原有彩(レジックスポーツ)は合計159・528点で、2位。3位の山田千遥(19)=朝日生命ク=は、合計158・895点の3位で、ともに世界選手権代表となった。

 宮田は力強くパワフルな体操を武器とし、得意の跳馬では14・266点、段違い平行棒でも13・666点と安定した演技を披露。3種目目の平均台で13・300点をマークし、首位に浮上すると、最後は床運動で13・300点を出し、逃げ切った。

 3月に右肘を負傷し、4月の全日本では、段違い平行棒など落下のミスが相次ぎ、2位に悔し涙を流した。中2週で、課題をしっかり修正し、今大会では4種目ミスのない演技をそろえ逆転Vにつなげた。場内インタビューでは「全日本の予選・決勝では、ミスがあった中で、NHK杯で思い切って演技できたことがうれしい。ここまで来たら代表に入ることが目標だったので、3人で入れてうれしかったです」と喜びのコメント。自身初となる10月開幕の世界選手権(英リバプール)へ「団体のために貢献できるように、自信を持って臨めるように頑張って行きたい」と意気込んだ。

 2位の笠原は「まだまだ世界で戦うには実力が足りない。これからもっと技を増やしていきたい」。3位の山田は「素直に今はうれしい気持ち。さらに良い点数を出せるように努力していきたい」と語った。

 ◆世界選手権代表選考 代表は5人。女子は、NHK杯上位3人と、全日本種目別終了後にチーム貢献度で2人が選ばれる。22年10~11月の世界選手権(英リバプール)では、団体総合上位3カ国・地域が男女とも1チーム5人の24年パリ五輪出場枠を得る。残り9チームは23年大会で決まる。

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