◆JERAセ・リーグ 広島―ヤクルト(14日・マツダ)
広島の森下暢仁投手が7回2失点(自責1)も4勝目をつかむことはできなかった。1点リードでマウンドを降りたが、8回に登板した2番手・ターリーが村上に同点ソロを浴び、勝利投手の権利が消えた。
苦しみながらも粘った。初回は連打と四球で無死満塁のピンチを背負い、中村の左前適時打で1失点。味方が逆転に成功した直後の6回のマウンドで村上に同点ソロを被弾したが、2失点にまとめた。
3回まで毎回先頭に安打を許すなど被安打10は、2回8失点KOを喫した4月17日の中日戦(マツダ)に並ぶ今季ワーストタイで自身3度目の2ケタ被安打となった。
今季初対戦となったヤクルト打線は、プロ入りから“お得意様”だった。1年目からこの試合前まで9試合に登板し、4勝1敗、防御率1・11の成績を残していた。