◆第67回京王杯スプリングC・G2(5月14日、東京競馬場・芝1400メートル=良)
1着馬に安田記念・G1(6月5日、東京)の優先出走権が与えられる短距離重賞は4歳以上の牡牝12頭によって争われ、池添謙一騎手が手綱を執った1番人気のメイケイエール(牝4歳、栗東・武英智厩舎、父ミッキーアイル)が直線で抜け出し、1月のシルクロードSに続く重賞5勝目を挙げた。勝ち時計は1分20秒2。
2番人気のスカイグルーヴ(クリストフ・ルメール騎手)が半馬身差の2着に入り、牝馬によるワンツーフィニッシュ。さらに3/4馬身差の3着に5番人気のタイムトゥへヴン(大野拓弥騎手)が続いた。
池添謙一騎手「直線に向いた時はいい形で向けましたし、追い出したらしっかり反応して伸びてくれる馬なので、伸びてくれると信じて追い出したんですが。折り合いはきつかったですね。本当にメイケイエールにとっては大事な1ハロン延長だと思っていましたし、ここ2走より一番きつかったと思う。何とかなだめながら、僕自身スムーズに乗れないところもあって、しんどかったです。G1を取れるレベルの馬であとはそのタイトルだけだと思うので、取って欲しい。折り合いが本当に大事になってくると思うし、この馬には一生つきまとうテーマだと思います」