矢吹正道の弟・力石政法が計量一発パス  “あしたのジョーゆかりの地”で王座奪取誓う

前日計量を一発パスしポーズを取る力石政法を、兄の矢吹正道が写メで撮影(カメラ・谷口 隆俊)
前日計量を一発パスしポーズを取る力石政法を、兄の矢吹正道が写メで撮影(カメラ・谷口 隆俊)

◆プロボクシング 「DANGAN250」 ▽日本フェザー級(57・1キロ以下)タイトルマッチ&WBOアジアパシフィック同級王座決定戦12回戦 日本王者・丸田陽七太―日本同級1位・阿部麗也▽東洋太平洋スーパーフェザー級(58・9キロ以下)王座決定戦12回戦 同級6位・力石政法―同級3位・渡辺卓也▽東洋太平洋女子ミニマム級(47・6キロ以下)タイトルマッチ8回戦 王者・千本瑞規―長井香織(15日、東京・墨田区総合体育館)

 東洋太平洋スーパーフェザー級王座決定戦に臨む、前WBC世界ライトフライ級(48・9キロ以下)王者・矢吹正道の弟で、東洋太平洋スーパーフェザー級6位の力石政法(ともに緑)が14日、東京・墨田区のモクシー東京錦糸町で前日計量に臨み、規定体重から100グラム軽い58・8キロで一発パスした。対戦相手の元WBOアジアパシフィック同級王者・渡辺卓也(DANGAN AOKI)もリミットでクリアした。戦績は力石が10勝(6KO)1敗、渡辺が38勝(22KO)10敗1分け。

 計量後、取材に応じた力石は「調整は順調でした。いつもより体重を落とす幅が大きかったので少し怖かった部分はあったけど、最終的にはスムーズに落ちました」と状態の良さをアピールした。最後の水抜きによる減量は、通常なら4キロのところ、今回は5キロで少し不安もあったというが、「試合の2、3日前にはリミットに落ちていた。いい減量でした」とコンディショニングの良さを強調した。

 今回が初タイトルだが、「強いこだわりはない」という。「僕の階級は世界のレベルが高い。相手(渡辺)は国内のトップ選手だから、圧倒できれば、世界で戦える実力があると認められる。(ベルトより)渡辺選手を圧倒することが価値がある」と話し「渡辺選手はうまいボクシングをする。完全にKO勝ちして次につなげたい」と意欲を示した。

 今回も兄の正道がセコンドについてくれるという。兄の活躍に刺激を受ける一方、「兄弟なので、ついてくれるだけで安心感があります」と背中を押してくれる兄に感謝も見せた。

 今回の会場は東京・墨田区。ボクシング漫画「あしたのジョー」(原作・高森朝雄)の作画を担当した漫画家のちばてつやさんが小学校時代から暮らした町だが、兄とともに「あしたのジョー」からリングネームをつけた力石は「なんか運命かも」とニヤリ。ジョーの“ゆかりの地”から、世界に向けて強さを発信する。

スポーツ

NEWS読売・報知 モバイルGIANTS 個人向け写真販売 ボーイズリーグ写真 法人向け紙面・写真使用申請