アメフト選手並み浜松学院・伊藤ハリー大河「5年ぶり優勝を」静岡県高校総体バスケットボール大会21日開幕

スポーツ報知
シュート練習をする浜松学院・伊藤ハリー大河

 静岡県高校総体バスケットボール大会が21日に開幕する。各地区を勝ち上がった男女各32校が参加。上位1校が全国総体、3校が東海総体に出場できる。浜松学院は、部員が新型コロナウイルスに感染し、地区大会は途中で棄権。西部地区7位からの出場で1回戦は星陵(東部4位)と対戦する。大型センター・伊藤ハリー大河(3年)を中心に、17年大会以来5年ぶり全国切符を狙う。

 188センチ、105キロとコートに立てばひときわ目立つ浜松学院・伊藤ハリーが「誰よりも点を取ってチームの勝利に貢献したい」と5年ぶり頂点へと導く。

 強靱なフィジカルと恵まれた体格を武器に、持ち前のド迫力の速攻や、ゴール下の巧みなプレーで得点を量産する。1月に行われた新人戦予選決勝・浜松商戦(96〇64)では、チーム最多の24得点を叩き出し2年ぶり西部王者へと導いた。

 そんな矢先に試練が待っていた。コロナ禍のため新人戦は途中で中止に。5月の総体西部地区予選は、部員が新型コロナウイルスに感染するなど途中棄権を余儀なくされた。伊藤は「チームでインターハイに出るという目標のために、部員全員が体を整えながら準備している」。トレーナーから配られた自主練習のメニューを各自が黙々とこなし、決戦の舞台へと備える。

 昨年は県選抜にも選ばれた。競技を始めたきっかけは、浜松南部中1年の頃に「周りよりもでかい」という理由で助っ人としてバスケ部に参加。その後は正式に入部し、抜群の運動神経で、めきめきと頭角を現す。中学3年の県大会決勝では、ライバルの浜松開誠館中に敗れ涙。「(高校で)絶対にリベンジしたい」と打倒・開誠館に燃えている。

 森下貴之監督(44)は「見た目はアメフト選手だけど、小さな選手と同じぐらい走れる」と太鼓判。頼れる浜学の大型センターが「(5年ぶりの)優勝を狙う」と逆境をはねのけ頂点まで突き進む。(森 智宏)

 ◆伊藤 ハリー大河(いとう・ハリーたいが)2005年3月16日、浜松市生まれ。17歳。竜禅寺小から浜松南部中。中学1年までサッカー部に所属も、途中からバスケットボール部へ。中3のクラブ県大会準優勝。父はナイジェリア人、母は日本人。188センチ、105キロ。

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