23歳大西魁斗が初Vへ首位キープ 女子プロ「黄金世代」と同学年 9歳で渡米しIMGアカデミーで修業

9番ティーグラウンドで笑顔を見せる大西魁斗(右)。通算8アンダーに伸ばし首位を守った(カメラ・宮崎 亮太)
9番ティーグラウンドで笑顔を見せる大西魁斗(右)。通算8アンダーに伸ばし首位を守った(カメラ・宮崎 亮太)

◆男子プロゴルフツアー アジアパシフィックオープンダイヤモンドカップ 第2日(13日、茨城・大洗GC=7163ヤード、パー70)

 首位スタートの大西魁斗(23)=ZOZO=が5バーディー、2ボギーの67で回り、通算8アンダーで首位をキープした。女子プロの「黄金世代」と同じ1998年度生まれの若手が初優勝に向けて突っ走っている。前年覇者の星野陸也(26)=興和=と前戦優勝の稲森佑貴(27)=国際スポーツ振興協会=が2打差の2位に続く。67で回った石川遼(30)=カシオ=が34位から7位に急浮上した。

 日本屈指の難関林間コース・大洗GCは、雨でさらにタフなコンディションとなった。それでも、23歳の大西は冷静だった。「皆さん、条件は同じ。(雨で軟らかくなった)グリーンにボールが止まったのでタテの距離は合わせやすかった」。的確な状況判断で5バーディーを量産し、ボギーは2つにとどめた。第1、2日ともに堂々の首位で決勝ラウンドに向かう。

 経歴は異色。5歳でゴルフを始め、9歳の時に語学力と練習環境を求め、母と米ロサンゼルスに渡った。13歳から5年間、さまざまなスポーツの逸材が集うフロリダ州のIMGアカデミーで腕を磨いた。その後、南カリフォルニア大に進学。20年の全米プロ覇者のコリン・モリカワらと大学の試合で力を高め合った。

 女子で畑岡奈紗、渋野日向子ら逸材がそろう「黄金世代」と同じ1998年度生まれ。男子にも待望のヒーローが生まれつつある。今大会の目標を問われた大西は「目標は…」と一拍置いた後、「優勝です」と言い切った。(竹内 達朗)

 ◆大西 魁斗(おおにし・かいと)1998年10月13日、千葉県生まれ。23歳。5歳でゴルフを始め、9歳の時、語学力とゴルフの練習環境を求めて渡米。13歳から5年間、米IMGアカデミー入り。テニスの西岡良仁(26)と交流がある。昨年春に南カリフォルニア大を卒業し、同5月に日本でプロ転向。家族はNHKの「ラジオ英会話」などで講師を務める父・泰斗さん、母、姉。177センチ、70キロ。

  • 1番ティーショットを放つ大西魁斗(カメラ・宮崎 亮太)

    1番ティーショットを放つ大西魁斗(カメラ・宮崎 亮太)

9番ティーグラウンドで笑顔を見せる大西魁斗(右)。通算8アンダーに伸ばし首位を守った(カメラ・宮崎 亮太)
1番ティーショットを放つ大西魁斗(カメラ・宮崎 亮太)
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