【ロッテ】佐々木朗希、省エネ投球でトップ4勝目…ブルペン負担かけないため打たせて取り7回1失点

スポーツ報知
4勝目を挙げポーズをとる佐々木朗希(カメラ・谷口 健二)

◆パ・リーグ オリックス1―4ロッテ(13日・京セラドーム大阪)

 最後の打者・池田が中飛に倒れると、朗希は笑顔でナインとグータッチを交わした。7回86球で6安打1失点の好投。直球の最速は163キロをマークし、ハーラートップタイとなる無傷の4勝目を挙げて3、4月の月間MVP受賞に自ら花を添えた。

 「真っすぐに対して対応がいいので、どうにか打たせて取りながら、変に抑え込もうとせずアウトを取れたらいいなと思った」。この日は守護神・益田が連投による疲労を考慮されてベンチを外れたため、朗希は思案した。ブルペンに負担をかけず少しでも長い回を投げるためのプランが省エネ投球。「へたに高望みせずアウトを取ろう」とZOZOでオリックスから19三振を奪った4月10日の完全試合とは一転、打たせて取る投球を重視した。

 三振は今季で2番目に少ない7個。1つ目を奪ったのは、打者11人目の宗の空振り三振で、2イニング連続で三振がなかったのは今季初だった。それでも要所ではギアを上げた。1点リードの6回2死二、三塁でバレラをフォークで空振り三振。この日の直球の平均球速は158・7キロと前回登板からは約2キロ落ちたが、先発としての安定感は健在だった。

 “因縁”の京セラDでもリベンジを果たした。4月24日の対戦で3勝目は挙げたが、先頭の福田に安打を許し17回完全投球&打者52人連続斬りがストップ。高いマウンドや慣れないドームの環境にも苦戦し、2回には白井球審に詰め寄られるなど波紋を呼んだ。「4回から高いマウンドに対しての対応の仕方をつかめたので、いい形で投げられた」と修正能力の高さも示した。

 井口監督も「ランナーを置いてからしっかりとギアを上げて、いい投球ができていた」と評価。チームは3連勝を飾り4位に浮上。巻き返しへ、20歳の怪物が腕を振る。(小田原 実穂)

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