俳優の斎藤工が13日、都内で主演映画「シン・ウルトラマン」(樋口真嗣監督)の初日舞台あいさつに女優・長澤まさみ、俳優・西島秀俊、Hey! Say! JUMPの有岡大貴、女優・早見あかり、樋口監督と出席した。
1966年のテレビ放送以来、世界中で愛されるウルトラマンを映画「シン・ゴジラ」(16年)のスタッフが映画化。次々と巨大生物・禍威獣(カイジュウ)が現れる日本を舞台に、禍威獣対策のスペシャリスト「禍特対(カトクタイ)」の活躍を描く。
主人公でウルトラマンになる男・神永新二役を演じた斎藤は「いち映画ファンとして今朝8時の回を見に行きました。でも、きょうの天候や交通状況もあり上映開始に間に合わず…。受け付けで個人情報などを確認され、『斎藤工さんですね』と点呼がありまして」と恥ずかしげに明かした。
斎藤とバディを組む分析官・浅見弘子役の長澤は、2019年に撮影した本作が封切りを迎え「公開できてとてもうれしい」と笑顔で一礼。本作を「映画体験は映画館でしかできないもの。見終わった後に立ち上がれないくらいの感動と興奮を覚えました」とアピールした。
イベントでは、本作主題歌「M八七」を手掛けた米津玄師からのコメント映像が流され、「まさか自分が担当させてもらえるとは夢にも思っていなかった。ものすごく光栄です。製作陣の熱量が痛いほど伝わってくる作品でした」などと登壇者らに語り掛けていた。