名古屋の長谷川健太監督が13日、オンライン取材に応じ、FW陣の奮起に期待した。
この日は、C大阪戦(14日・豊田ス)に向けて非公開で最終調整。対C大阪は本拠で直近の4試合負けなし(3勝1分け)と相性は良いが、「清武(弘嗣)は中心選手だが、チーム全体に能力の高い選手がそろっている。全体のインテンシティ(強度)の高い戦いに注意しないといけない」と警戒する。
リーグ戦は直近6試合未勝利で、総得点数10はワースト3位タイと厳しい状況が続いている。指揮官は「相手が下がっても、前から来ても、我々の武器で戦えるように、また武器をどんどん磨き上げないといけない。セットプレーも含めてチームとして戦っていきたい」と積極的なアクションを求める。特に、酒井宣福や柿谷曜一朗、金崎夢生ら12試合を終えて無得点の最前線のFW陣に対し、「自分が取ってチームを勝たせるんだという気概を持ってやってもらいたいという話をした」という。「彼らが点を取らないとチームの浮上はないと思うので、何とか結果を出してほしい」と、15位からの巻き返しを見据えて強い期待を口にした。